釣り筏で釣った黒鯛(チヌ)を美味しく食べよう!
筏や磯や防波堤などで黒鯛が釣れたら皆さんはどうしてますか?
実際に釣れても食べない方もおられますが、黒鯛(チヌ)は実はとても美味しい魚なのです。
せっかく頑張って釣った黒鯛だからこそ美味しく食べましょう^^
黒鯛に限らず釣れたての新鮮なお魚を食べる事が出来るのは、釣り師の特権ですからね。
そこで今回は黒鯛を使った美味しいレシピを紹介していきたいと思います。
レシピのランキングは独断と偏見で選んでますが、どれも間違いなく美味しいオススメのレシピですのでお試しください。
魚をさばいた事の無いって方は黒鯛の捌き方の動画をご覧下さい。
魚のさばき方は一度覚えてしまえば一生役に立ちますので、是非覚えておきましょう。
第1位 黒鯛の南蛮漬け
基本的にはアジの南蛮漬けと同じ作り方ですが、鯵のように骨までカリカリに揚げることはしませんので、黒鯛を捌いて切り身にまでしておけば手早く簡単に出来ます。
揚げた黒鯛の白身に甘酢がからまってご飯もお酒もススム一品になりますよ。
材料
・黒鯛の切り身(中〜大サイズ1匹分、小型なら2匹)
・玉ねぎ(半分)
・人参(半分)
・ ○米酢 100cc
○顆粒だし 小さじ1
○しょうゆ 小さじ2
○砂糖 大さじ2
○塩 小さじ3分の1
・片栗粉 少々
レシピ手順
1、○の材料をタッパーに入れて全部混ぜ合わせておく。
2、玉ねぎを繊維と直角に細切りにし、人参も細切りし両方の具材をタッパーに入れる。
3、黒鯛の切り身に片栗粉をまぶし、180度の油でカラッとするまで揚げる。
4、揚げ上がったら熱いうちにタッパーに入れて混ぜ合わせて出来上がり。
もちろん熱いうちでも美味しいのですが、冷めていくうちに南蛮酢がしみ込んでいきますのでまた美味しくなっていきます。
冷蔵庫に入れておけば大体2〜3日以上は日持ちしますので、常備菜としても嬉しい一品となりますよ。
自分的に南蛮漬けは大好きなのでどんな魚が釣れても作ってみるのですが、ハズレなしの最高のレシピだと思ってますので他の魚が釣れてもお試しくださいね。
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第2位 黒鯛の煮付け
黒鯛は鯛のお仲間ですから煮付けにするとホントに美味しいです。
甘辛いタレがふわふわの身に染みて絶品の味わいになります。
ただ鯛自体は夏場は脂が抜けてあまり美味しくないと言われる時期なので
「5月陰暦の腐れ鯛」
「麦わら鯛は馬も食わず」
とも言われるほどですが、黒鯛は逆に5月から10月が旬になりますので夏頃が一番美味しいのです。
夏場に釣れたら是非試してほしいレシピです。
材料
・黒鯛の切り身 1匹分
・生姜 1個
・ ○しょうゆ 大さじ3
○砂糖 大さじ1
○日本酒 大さじ3
○みりん 大さじ3
○水 大さじ10(150cc)
レシピ手順
1、○の材料を全て鍋に入れ煮立たせる。
2、生姜を薄切りにし煮立った煮汁の中に入れる。
3、煮汁の中に切り身を入れて弱火にする。
4、切り身の上にくしゃくしゃにしたアルミホイルで覆い落し蓋をする。
5、適度に煮汁を切り身に回しかけて身の色が白くなったら出来上がりです。
熱々のままでももちろん美味しいですが、冷めていく間に身に味が染み込んでいきますので一度冷ますことでグッと美味しくなっていきますよ。
こちらは鯛の煮つけの動画ですが、手順は同じですので参考にしてください。
第3位 黒鯛の漬け丼
こちらのレシピも魚種を選ばないかなり優秀なレシピで、どんなお魚でも美味しく食べて頂けますが鯛類のように白身の淡白なお魚が一番合うレシピになりますよ。
他の魚が釣れた時でも同じレシピで是非作ってみて下さい。
出展:鯛の漬け丼の作り方
材料
・黒鯛の刺身 あるだけ
・日本酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・刺身しょうゆ 大さじ1
・すり白ごま 小さじ1くらい
レシピ手順
1、刺身以外の材料を全て混ぜ合わせる。
2、1で作ったタレに刺身を絡める。
好みでニンニクや生姜のすったものを混ぜ合わせると(チューブでもok)風味が増します。
こちらも出来立てではなく冷蔵庫でしっかり寝かせて、味がしっかり漬かると絶品の味わいになります。
あったかいご飯の上に乗せて、熱々のだし又はお茶を掛けて食べてください。
もちろんそのままの状態でも、おかずとして大変美味しく召し上がって頂けますので是非試してみて下さいね。
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第4位 黒鯛(チヌ)のパリふわ焼き
こちらのレシピは日本テレビ系列で大人気の番組の満点青空レストランで紹介されてましたが、魚が苦手な子どもさんやガッツリ食べたい若い方々にもピッタリのレシピです。
材料(4人分)
・黒鯛 1尾
・塩 少々
・こしょう 少々
・オリーブオイル 適量
レシピ手順
1、黒鯛は三枚におろし、小骨を除いておく
2、捌いた切り身を大き目に切って皮目に切れ目を入れ塩、こしょうをふる
3、フライパンに多めのオリーブオイルを熱し、始めは強火で皮目から焼き、焼き色が付いてきたら火を弱めてこんがりと焼く
4、8割ほど火が通ったら、裏返して火を止める
このパリふわ焼きは和風なイメージの黒鯛を、洋風に召し上がって頂ける美味しいレシピですのでお試しあれ!
第5位 黒鯛(チヌ)のカルパッチョ
カルパッチョというと何か高級なイメージがありますが、実際のところお刺身を洋風のソースでいただく料理というのが近いかもしれません。
ですのでお刺身にさえできればあとはソースがあればチョー簡単にできる料理でもあります。
そのソースさえ作れれば他のお魚にも対応出来ますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
出典:鯛のカルパッチョ
材料
・黒鯛(刺身用)1柵
・ベビーリーフなどお好きな野菜お好みの量
・塩
・こしょう適量
( ソース)
●オリーブオイル 大さじ2
●レモン汁 小さじ1
●しょうゆ 小さじ1
●にんにく お好みの量
●たまねぎみじんぎりお好みの量
レシピ手順
1、黒鯛は適度な厚さに切って軽く塩・こしょうをし、冷蔵庫で冷やしておく。
野菜はよく洗い、水を切っておく。
2、ソースを作る。●の材料をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
3、お皿に黒鯛と野菜を盛り付けて、ソースをかけたらできあがり。
このソースは特に白身魚やタコなんかにもよく合いますが、他の青物やまぐろなんかでも美味しく食べて頂けますので是非覚えて、自分好みの味にいろいろとアレンジしてみて下さい。
黒鯛(チヌ)の美味しいレシピまとめ
黒鯛は基本的にクセのないとても美味しいお魚ですが、水質の汚い場所で釣れた黒鯛は身に匂いが移ってる場合がありますのであまりオススメしません。
だからこそ綺麗な水域で釣れた黒鯛は最高の身質になりますので、その見た目から美味しくなさそうという先入観を持ってる方は騙されたと思ってぜひ食べてみてくださいね。
基本的に養殖筏や釣り筏などがある場所は水質が良いので、黒鯛自体も癖のない美しい身の個体が多いです。
つまり美味しい黒鯛を食べられること自体が釣り人の特権というやつですね。
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